市販カラーと店舗カラーの違いって?🤔
- 2022.4.27
こんにちは!レセプションのmakoです。
2月に出た政府からの休業要請により、どの美容院も1カ月ほどお休みを頂いていましたが皆さんはその間どのようにヘアケアしていましたか?
休業要請が解除され1カ月ぶりに来店してくださったお客様の中にはセルフカットに挑戦した方もたくさんいらっしゃって、皆さんすごく器用だな~とレセプションデスクで作業しながら感心した今日この頃です。
セルフカラーに挑戦したお話もたびたび耳にしてきました👂
セルフカットと店舗カットは仕上がりが一番大きな違いだと思いますが、ではセルフカラー(市販カラー剤)と店舗カラーはどのような違いがあるのか、具体的にご存じの方はあまり多くないかもしれません🤔
今回のブログは市販カラーと店舗カラーの違いについて詳しく解説していきます!
市販カラーはあまり髪によくないことは皆さんご存じかと思います。私も漠然と情報として知ってはいました😅
・空いた時間に家でできる(時間の制限がない)
・手軽に手に入る
②必要以上に傷みやすい
③色ムラがでやすい(塗布に技術が必要)
使いやすさのメリットよりも髪の毛に与えるダメージの方が気になりますね🥲
デメリットで挙げられた3点について深堀りしていきます🖊
細かい色の調整ができない
市販カラー剤には明るさや暗さなど色の幅を広げられる”レベル”の幅が少ないため、微妙な色のニュアンスを加えることが難しいです。
美容室では髪ベースの色を見ながらカラー剤を作っていきます。しかし色の幅が無い市販カラーだと元々の髪の色味を無視した色で染める事になってしまいます。
その結果市販のカラー剤を使うと思っていたより明るかったり、白髪染めの場合だと黒すぎて浮いてしまったりするのです🤔
必要以上に傷みやすい
市販のカラー剤は誰でも簡単に染められるようにできているので比較的強い薬剤が使われています。また、染める事(色を変える)だけを目的に作られているため、染めた後の髪の状態については考えられていません🥲
以前のブログで髪の毛の状態はpHで表せることをお伝えしました。美容室のカラー剤は染めてから徐々にアルカリが抜けるようになっているので、髪にアルカリが留まりにくいため比較的ダメージを抑える事ができます。
しかし市販のものは「染める」ことに重きを置いているため、アルカリが残留しやすく髪の毛にダメージが蓄積しやすくなっています😓
色ムラがでやすい
施術前のカウンセリングでヘアケアの履歴を伺ってから薬剤を準備するのですが、その際に今までの施術履歴から根本、中間、毛先にどの薬剤をどのように塗布していくか決めています😶
美容室では髪の状態に応じてカラー剤を変えているので、色ムラになったり染まりきらないといったセルフカラーあるあるの問題を防ぐことができます。
このように市販カラーは手軽でアクセスしやすいといった特徴がありますが、今後の髪の毛のためを思うとあまりおすすめできる選択ではないかもしれません。。。。。